六角瓶への帯ラベル・一括表示ラベル貼り作業を省人化した事例
【Case】
六角瓶への帯ラベル・一括表示ラベルを手貼りしているが、
人手不足のため機械化・省人化ができないだろうか…。
01
お客様の課題
- 六角瓶の天面・側面にL字に貼り付ける帯ラベル、側面への一括表示ラベルを6人で手貼りしている。
- 一括表示ラベルは賞味期限を入れるために自社のプリンターで都度印刷している。
- 生産数の増加に伴い、ラベル貼り作業、他工程ともに人手が不足している。
- ラベル貼り作業を機械化して省人化を図れないだろうか?
02
イーデーエムのご提案
天面・側面へのL字貼り、側面への巻き付け貼りができる標準機はないため、お客様専用の特殊機をご提案したところ、予算の折り合いがつかず、ラベル貼付工程の機械化は難しいと思われた。
そこで、全てを機械化するのではなく、標準機の上面貼りラベラー「LMUe6000-JM」(以下JM)2台でそれぞれのラベルを貼付し、折り込みは手作業で行うことをご提案した。また、さらなる効率化のために、折り込み時に検品することをおすすめした。
一括表示ラベル
- 貼付を行う側面が上になるように製品を寝かせてコンベヤに流す【1人】
- JM(プリンタ搭載コンベヤタイプ)で期限日を印字・上面貼り
- 一括表示ラベルの左右を手で折り込み、次のJMに製品を流す【1人】
帯ラベル
- 【3】で流された製品の天面にJM(コンベヤタイプ)で帯ラベルを上面貼り
- 手でラベルの端をL字型に折り込んで側面に貼り付け、合わせて製品を検品する【1人】
03
設置後のお客様の声
- 工程の一部は手作業になったが、JM導入前に比べて作業人員を半分にできた。「機械化」でなく「省人化」が目的だったので、予算の範囲内で現場改善ができて非常に満足している。
- 手貼りだと作業者により貼付位置などにバラつきがあり貼り直しも多かったが、JMを導入したことで仕上がりが均一になり作業ロスも減った。
- 一括表示ラベルは、期限日以外を印刷したロールラベルを用意。JMに搭載されたサーマルプリンタで期限日を印字してから貼付しており、毎日のラベル作成の手間がなくなった。
- サーマルプリンタは日付が自動で更新されるので、期限日の日付違いの心配もなくなった。
JM導入前 | JM導入後 | |
---|---|---|
生産数/日 |
1,000本~2,000本 |
1,000本~2,000本 |
作業人数 | 6人 | 3人 |
作業時間 | 2時間 | 2時間 |
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