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CIJの更新前に比較したい印字方式
ーUVレーザーマーカーという選択肢ー

お使いの連続式インクジェットプリンタ(CIJ)の更新や買い替えをご検討中ではありませんか?

設備の老朽化や保守期限、インク・溶剤のコスト、日常のメンテナンスなどをきっかけに、新しいCIJへの更新を検討される企業は少なくありません。

近年のCIJは、インク消費量の削減や自動洗浄機能など、性能や操作性が向上しています。一方で、印字設備だけでなく、印字工程そのものを見直す良い機会でもあります。

本記事では、連続式インクジェットプリンタ(CIJ)とUVレーザーマーカーを比較しながら、設備更新時に確認したいポイントをご紹介します。

CIJ(連続式インクジェットプリンタ)更新前に知っておきたいこと

まずは、CIJの更新を検討するきっかけと、現在のCIJがどのように進化しているのかを見ていきましょう。

CIJの更新・買い替えを検討するきっかけ

連続式インクジェットプリンタ(CIJ)の更新理由として現場では次のような課題が挙げられます。

  • 設備の老朽化や保守部品の供給終了
  • インクや溶剤などのランニングコストを見直したい
  • ノズル洗浄やインク補充など、日常的なメンテナンス作業を減らしたい
  • 有機溶剤管理や作業環境を改善したい
  • より安定した印字品質を維持したい

これらは製造コストだけでなく、現場で働く作業者の負担にも関わるため、更新時に見直したい重要なポイントです。

最近のCIJ(連続式インクジェットプリンタ)は進化しています

現在販売されているCIJは、従来機と比べてさまざまな改良が行われています。

インク消費量を抑える機能や自動洗浄機能、操作性の向上などにより、以前よりも使いやすい機種が増えています。また、機種によっては有機則非該当インクに対応するなど、作業環境への配慮が進んでいる製品もあります。

そのため、「古いCIJで困っていたこと」が、新しいCIJへの更新で解決できるケースもあります。

更新時は「印字工程」まで比較する機会です

設備更新では、「現在使っている設備の後継機を導入する」という選択が一般的です。

しかし、設備更新をきっかけに、印字工程や日常の運用方法まで見直す企業も増えています。

連続式インクジェットプリンタ(CIJ)は、多様な材質への印字に対応し、多くの製造現場で採用されています。一方、UVレーザーマーカーは、インクや溶剤を使用しないため、インク補充や清掃、有機溶剤管理などの日常業務を見直せる印字方式です。

どちらが優れているということではなく、製品の材質や生産ライン、現場で重視するポイントによって最適な印字方式は異なります。

次の章では、CIJとUVレーザーマーカーの違いを、設備更新時に確認したいポイントごとに比較していきます。

CIJ(連続式インクジェットプリンタ)とUVレーザーマーカーを比較

連続式インクジェットプリンタ(CIJ)とUVレーザーマーカーは、どちらも包装ラインで日付やロット番号などを印字する設備ですが、印字の仕組みや日常の運用方法には大きな違いがあります。

設備更新では、印字工程やメンテナンス性、作業環境なども含めて比較することが重要です。

まずは、それぞれの特長を比較してみましょう。

比較項目 CIJ UVレーザーマーカー
印字方式 インクを噴射して印字 レーザーを照射して印字
インク・溶剤 必要 不要
インク補充 必要 不要
ノズル洗浄 必要 不要
有機溶剤管理 必要な場合あり 不要
機器周辺の清掃 必要 清掃負担を軽減
印字耐久性(印字対象による) アルコールや擦れで消えることあり(インクによる) アルコールや摩擦に強い印字が可能
定期交換部品 フィルター・ポンプ・ノズルなど 発振管など
日常の運用 インク補充・ノズル洗浄・溶剤管理などが必要 インク補充・ノズル洗浄・溶剤管理が不要

このように、CIJとUVレーザーマーカーでは、現場で日常的に行う作業にも違いがあります。

次に、印字工程がどのように変わるのかを見てみましょう。

印字工程はどのように変わる?

CIJとUVレーザーマーカーの印字工程比較

CIJとUVレーザーマーカーの印字工程比較

※工程は一般的な一例です。設備構成や運用方法によって異なります。

印字工程が変わると、現場も変わる

CIJでは、印字作業に加えて、インク補充や溶剤補充、ノズル洗浄、機器周辺の清掃など、印字品質を維持するためのさまざまな作業が発生します。また、使用するインクによっては、有機溶剤管理が必要となる場合もあります。

一方、UVレーザーマーカーはインクや溶剤を使用しないため、インク補充やノズル洗浄、有機溶剤管理などの日常的な作業は不要です。その結果、印字工程がシンプルになり、日常の運用負担を軽減できます。

このように、印字方式を見直すことで、現場の日常的な運用も変わります。

設備更新では、こうした運用面の違いが、自社の製造現場に合っているかどうかも、重要な判断ポイントです。

では、どのような現場では、CIJ以外の印字方式も選択肢になるのでしょうか。

こんな現場ではUVレーザーマーカーも選択肢に

印字設備に求められる条件は、製品や生産ラインによって異なります。そのため、すべての現場にUVレーザーマーカーが適しているわけではありません。

一方で、次のような課題がある場合には、設備更新を機にUVレーザーマーカーを検討することで、現場の改善につながる可能性があります。

アルコールや摩擦で印字が消えて困っている

アルコールでの拭き取りや搬送時の擦れによって印字が消えてしまうと、製品品質やトレーサビリティにも影響します。

印字対象に適した条件で使用することで、UVレーザーマーカーはアルコールや摩擦に強い印字を実現できます。

インク補充やノズル洗浄の負担を減らしたい

CIJでは、インク補充やノズル洗浄など、印字品質を維持するための日常作業が必要です。

インクや溶剤を使用しないUVレーザーマーカーは、こうした日常業務を削減したい現場にも適しています。

有機溶剤管理を見直したい

一般的なCIJでは有機溶剤管理が必要となります。(有機則非該当のインクや洗浄液を使用する場合を除く)

UVレーザーマーカーは有機溶剤を使用しないため、有機溶剤管理の負担を軽減したい場合の 選択肢の一つになります。

製造現場をよりクリーンにしたい

インク漏れや飛散による機器周辺の汚れを抑えたい、清掃作業を減らしたい、溶剤臭いを何とかしたいという声も少なくありません。

UVレーザーマーカーはインクや溶剤を使用しないため、印字工程の簡素化だけでなく、クリーンな製造環境づくりにも貢献します。

設備更新は、印字設備を新しくするだけでなく、製造現場全体を見直す機会でもあります。

次の章では、UVレーザーマーカーの機器選定から設置、安全対策、導入後のアフターサポートまで、包装ラインへの導入を支えるイーデーエムのトータルサポートをご紹介します。

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